新エネルギーへの開(kāi)発、製造、販売、運(yùn)用、メンテナンスが一體となるハイテク企業(yè)です
新エネルギー?産業(yè)技術(shù)総合開(kāi)発機(jī)構(gòu)(NEDO)は、2016年度(2017年3月末)時(shí)點(diǎn)の國(guó)內(nèi)における風(fēng)力発電設(shè)備の導(dǎo)入実績(jī)を公表した。2016年度までに風(fēng)力発電の累計(jì)設(shè)備容量は前年度比7.8%増の約336萬(wàn)kW(キロワット)、設(shè)置基數(shù)は同5.0%増の2203基となった。
調(diào)査は単機(jī)出力10kW以上かつ総出力20kW以上の系統(tǒng)連系されている全ての風(fēng)力発電設(shè)備を?qū)澫螭趣筏皮辍EDOは國(guó)內(nèi)の電力會(huì)社などから聞き取り調(diào)査を行い、その集計(jì)結(jié)果を毎年公表している。2016年度単年での増加量は、設(shè)備容量で約25萬(wàn)kW、設(shè)置基數(shù)で120基となった。単年度の増加量で見(jiàn)ると、過(guò)去10年間の中では2009年度、2010年度に続く3番目の伸び率となっている。
2017年3月末時(shí)點(diǎn)までに導(dǎo)入された風(fēng)車2203基の海外機(jī)と國(guó)産機(jī)の割合は、海外機(jī)は前年度比2.4%増の1502基、國(guó)産機(jī)は前年度比10%増の701基となった。前年度と比較すると國(guó)內(nèi)機(jī)が微増している。
都道府県別の導(dǎo)入量では前年度に引き続き、青森県がトップを走っている。2016年度末までの設(shè)備導(dǎo)入量は前年度比約5.3%の38萬(wàn)5263kWに拡大した。そして2015年度末まで2位だった北海道を秋田県が追い抜いている。設(shè)備導(dǎo)入量は35萬(wàn)5151kWで、前年度から約26.4%も増加した。一方の北海道も35萬(wàn)2945kWと、前年度から約10.6%増えている。
秋田県では2016年度中に合計(jì)6カ所の風(fēng)力発電所が運(yùn)転を開(kāi)始した。中でも特に規(guī)模が大きいのが、2016年12月に稼働した「風(fēng)の松原風(fēng)力発電所」だ。日本海に面した能代市の海岸線に広がる防風(fēng)林の中に、ドイツのENERCON製の大型風(fēng)車17基を設(shè)置した発電所で、合計(jì)3萬(wàn)9000kWの発電出力がある。出力変動(dòng)対策として蓄電池も併設(shè)している。年間に一般家庭2萬(wàn)8500世帯分に相當(dāng)する1億kWh(キロワット時(shí))の発電を見(jiàn)込んでいる。
累計(jì)の設(shè)備導(dǎo)入量で30萬(wàn)kWを超えるのは、青森県、北海道、秋田県の3県のみ。続く第4位には2015年度と変わらず鹿児島県で、導(dǎo)入量は前年度より1300kW減少し、26萬(wàn)1005kWとなっている。
そして2015年度は11位だった三重県が大きく導(dǎo)入量を伸ばし、5位にランクインしたのも特徴だ。設(shè)備容量は18萬(wàn)300kWで、前年度から約66.5%も増加している。拡大の要因となったのが、中部電力グループのシーテックが津市?伊賀市と共同で運(yùn)営する「新青山高原風(fēng)力発電所」の完成だ。日立製の2MW(メガワット)の風(fēng)車を合計(jì)40基設(shè)置する、総出力80MWの國(guó)內(nèi)最大級(jí)の風(fēng)力発電所だ。先行して2016年3月から18基が稼働していたが、2017年2月から全40基での運(yùn)転がスタートした。年間の発電量は1億5000萬(wàn)kWhを見(jiàn)込んでいる。一般家庭4萬(wàn)4000世帯の年間使用電力量に相當(dāng)する発電量だ。
2015年度から2016年度にかけての設(shè)備容量の増加量は23萬(wàn)9861kW。このうちの82.3%は青森県、秋田県、北海道、三重県の増加量が占めており、引き続き北部に導(dǎo)入が集中する傾向は続いている。一方、2016年度は2015年度末時(shí)點(diǎn)で導(dǎo)入量がゼロだった宮城県と宮崎県の2県に、それぞれ7480kWと1萬(wàn)6000kWの風(fēng)力発電量が導(dǎo)入された。これにより、未導(dǎo)入のエリアは1府6県に減っている。